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世界文化遺産・姫路城(兵庫県姫路市)の「太鼓櫓(やぐら)」(国重要文化財)の窓の引き戸に、現存する城郭の天守や櫓などでは使用例がない「端喰(はしばみ)」と呼ばれる格調の高い技法が用いられていることが、広島大大学院文学研究科の三浦正幸教授(日本城郭史)の調査で分かった。豊臣秀吉が築いた旧姫路城天守閣から転用した可能性が高いとみられ、姫路市城郭研究センターは「全容がほとんど分かっていない秀吉築城の姫路城天守閣に迫る貴重な発見」と話している。
 三浦教授らのグループは今年6月、城内の非公開部を重点的に調査。その結果、大天守の東南側に建つ太鼓櫓で、7枚ある窓のうち4枚の窓の引き戸が厚さ10センチのヒノキ材で作られ、その上下に細長い台形の補強材をはめ込む「端喰」の技法が取り入れられていた。
 端喰は、分厚い板材の変形を防ぐなどの目的で施され、神社本殿や書院造の邸宅など格式の高い建物の扉に用いられる技法。姫路城内でも、他の建物からは見つかっていない。
 三浦教授は「本来、1つの櫓だけにこの技法を取り入れるとは考えられない。派手好みの秀吉が天守級の建物に使っていたとみるのが妥当」と話し、現在の姫路城天守閣が建つ前に、秀吉が1581(天正9)年に築造したとされる3層4階建ての天守閣に使われ、この天守が取り壊される際に太鼓櫓に転用したのではとみている。
 また、太鼓櫓内からは、やりがんなで仕上げたとみられる柱が1本見つかり、周りの柱に比べてこの柱だけが丁寧な仕上げで老朽化も激しいことから、「秀吉の時代に使われていた可能性が高い」とみている
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