日々の日記
救急車などが妊婦を搬送中、医療機関に2回以上受け入れを拒否された件数が、2004年から06年までの3年間で2452件に上ることが26日、総務省消防庁と厚生労働省が行った全国調査で明らかになった。受け入れ先に収容されるまで3時間半かかったケースもあり、医療体制の不備で多くの妊婦が「たらい回し」にされている実態が浮き彫りになった。
これを受け同庁は同日、全国の消防本部に対し、妊婦を含めた患者の搬送時に医師の指示を受けて救急処置ができる救急救命士などが医療機関に連絡することや、患者の特徴的な症状などを的確に医療機関に伝えるよう、都道府県を通じて通知した。 調査は、奈良県在住の妊婦が今年8月、受け入れ病院が決まらず救急搬送中に流産した問題を受け、全国の消防本部を対象に実施された。 PR
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