日々の日記
特撮ヒーロードラマ「ウルトラマン」シリーズを制作してきた円谷プロダクションを買収した映像制作大手のティー・ワイ・オー(TYO、吉田博昭社長)は17日、戦略説明会を開き、CMやアニメ、ゲーム制作などで培った同社のCG技術を「ウルトラマン」に投入し、新たな作品作りを目指すとの方針を明らかにした。
TYOは、テレビCMやアニメ、ゲームなどの制作会社を傘下に持つ映像関連企業グループ。傘下には、劇場版フルCGアニメ「アップルシード」の制作母体となった「デジタル・フロンティア」や、テレビアニメ「ARIA」「ふしぎ星の☆ふたご姫」などを制作した「ハルフィルムメーカー」などがある。9月12日に、経営が悪化していた円谷プロダクションを傘下にすると発表していた。 説明会で吉田社長は、円谷プロの経営状態について、「改革するところだらけ」とした。「(ウルトラマンの生みの親である創立者の)円谷一は偉大なクリエーターだったが、偉大な経営者ではなかった。円谷プロはいいものを持っているのだから、すぐに立て直せる」と宣言した。 PR
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