コミケ72：腐女子マンガ「となりの801ちゃん」 本人が彼氏モデルに“逆襲本”

男性同士の恋愛などが好きなオタクの女性「腐女子」の彼女を描いたマンガ「となり801ちゃん」のモデルとなった女性が18日、東京ビッグサイトで開かれているマンガの祭典「コミックマーケット72」で、作者である彼氏の実態を描いた同人誌を発売する。

　「となりの801ちゃん」は、小島アジコさんが、彼女のオタクの本性を「801（やおい）ちゃん」という謎の生物になぞらえて、そのオタクぶりをブログで連載した4コママンガ。06年に宙（おおぞら）出版から書籍化され大ヒット、今年8月1日に続編の「となりの801ちゃん2」が発売され、シリーズ累計30万部のベストセラーとなっている。

　今回、801ちゃんが同人サークルとしてコミケに出展し、「となりのチベくん」と題した“逆襲本”を販売する。版元の宙出版のブースでは、「801祭」と題して、「となりの801ちゃん2」の小島さんのサイン本（1000円）や、描き下ろしの小冊子と手ぬぐいなどをセットにした限定商品などを展開。“逆襲本”が出る18日には、初日1時間で完売したサイン本を、当初予定から急きょ倍増して100冊を用意、両ブース共同で告知する。【河村成浩】
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