「体なまっているかな」亀田興毅がメキシコへ

プロボクシングの亀田興毅選手（協栄）が２日午後、休養と練習をかねてメキシコに出発した。滞在は１カ月程度の見込み。成田空港で会見に臨んだ興毅選手は、「（体が）なまってるかな。徐々に慣らしていきたい」と意気込みを語った。
　メキシコへは、興毅選手を指導した経験のある協栄ジムの元トレーナーが帯同。指導を禁止されている父の史郎氏は国内にとどまる。現地では、今後の練習方法や再起戦の計画、史郎氏に代わる新たなトレーナーの選考について話し合う予定だ。
　野球帽に上着のニット、ズボンすべてを黒で統一した興毅選手はリラックスした表情。謝罪会見で使用した「です」「ます」の丁寧語はなし。「協栄ジムで練習しても迷惑がかかると思った。和毅（現地でアマチュアの大会を控える三男）も１人でがんばってるし、心細いやろうから」と渡航の理由を説明。４日に同門で同じ階級の坂田健史選手が防衛戦を控えるが「（結果は）気になるよ。（勝った相手に挑戦するかは）まだそこまで考えてない。一戦一戦勝っていかなあかん。体つくっていって最高に仕上げなならん」とした。
　二男の大毅選手については「ボクシングの話はしないけど、だいぶ元気になってきてる」とし、家でゲームなどをして過ごしていることを明かした ★限定です★