日々の日記
フィニッシュした福士はいつも通りの笑顔だった。ラスト1周で3人に抜かれて初の入賞を逃した悔しさも、途中でシューズをはき直したロスも関係ない。「そう快感でいっぱいのレースができた」と満足そうに振り返った。
最初からレース自体を楽しんでいるようだった。1キロを過ぎると、スローペースに我慢ならないと、集団の前方に上がっていった。そこには、ディババ姉妹らエチオピア勢がいる。この春から一緒に練習を重ねた「盟友」だった。 福士は今年、3度エチオピアに渡った。日本選手権一万メートルで6連覇を果たすなど国内に敵はなく、世界と戦うための選択だった。最初は「ついていけずに負けてばかり」と言うが、この日は、本番で、そのエチオピア勢とレースを組み立てた。シューズが脱げたアクシデントの後には、40メートルの差を1周で追いつき、その後から約3000メートルも先頭を引っ張った。T・ディババのラストスパートを除けば、レースの主役は福士だった。 PR
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