日々の日記
AP通信によると、3大テノールとして知られるイタリアのオペラ歌手、ルチアーノ・パバロッティさんが6日、死去した。71歳だった。パバロッティさんのマネージャーの話として伝えた。
パバロッティさんは2006年7月に、がんの手術をニューヨークの病院で受け退院。昨年、すい臓がんと診断されて7月に膵臓を摘出。手術は成功したが、その後発熱などの症状で再入院となり、8月末に退院してイタリア北部モデナの自宅で療養していた。 パバロッティさんは1935年、イタリアのモデナ生まれ。オペラ好きの父の影響を受け、幼少期を教会などで歌って過ごしたのち、61年にレッジョ・エミーリアのコンクールで1位を獲得しデビュー。その後はウィーン国立歌劇場、コヴェントガーデン王立歌劇場、ミラノ・スカラ座などに次々と出演した。 ドミンゴ、カレーラスと並ぶ「3大テノール」の実力に加え、イタリア人らしい茶目っ気あるステージは人気が高く、アリーナ・コンサートでも数万人の聴衆を集めた。また2002年には横浜市で開かれた日韓共催サッカー・ワールドカップ(W杯)記念コンサートに共演、06年のトリノ冬季五輪開会式では「トゥーランドット」のアリア「誰も寝てはならぬ」を熱唱した。 PR
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