「乙女のカリスマ」嶽本野ばら 懲役８月執行猶予３年の判決

映画「下妻物語」の原作者として知られ、大麻取締法違反（所持）の罪に問われた作家でエッセイストの嶽本（たけもと）野ばら（本名・嶽本稔明）被告（３９）の初公判が３１日、東京地裁で開かれた。嶽本被告は起訴事実を認め、検察側は懲役８月を求刑して即日結審。小坂敏幸裁判長は懲役８月、執行猶予３年を言い渡した。
　小坂裁判長は「５年前に興味本位で大麻の使用を始め、今年に入ってからは米国から密輸するなど、大麻に依存している。作家として社会の注目を受ける立場での犯行だった」と非難した。
　また、小坂裁判長は最後に、「すべてを失ったというが、文筆家としての才能が残っている。薬物の害悪を啓蒙（けいもう）する作品を書きたいと言っているが、裁判所も読んでみたい」と説諭した。
　判決によると、嶽本被告は９月２日午後、東京・歌舞伎町の路上で乾燥大麻約１・５１グラムなどを隠し持っていた。警察官に職務質問され、発見された。

元007、P・ブロスナンがカメラマンと乱闘

パイアクション映画「007」シリーズの5代目ジェームズ・ボンド役で知られるアイルランド出身の俳優、ピアース・ブロスナンが、米カリフォルニア州マリブで26日にカメラマンと乱闘を演じて警察に調べられていることが30日、明らかになった。
　ロサンゼルス郡保安官事務所のスポークスマンは、口論になり、カメラマンを殴った事件でブロスナンから事情を聞いていることを確認した。
　芸能人ニュースのサイト、TMZ.com によると、子供の1人を連れていたブロスナンはカメラマンに質問されて腹を立てて口論となった。目撃者によると、ブロスナンはカメラマンをののしって脇腹にパンチを見舞った。カメラマンはそのあと、ブロスナンの腹部をけり返したという。

稼頭央モテモテ“売り手ＦＡ市場”突入

ロッキーズ・松井稼頭央内野手（３２）が“売り手市場”のオフに入った。１年契約が満了する松井は、２９日からロ軍との来季契約交渉が解禁になった。動向が注目されるが、「あせる必要はない」と、ＦＡ移籍も視野に入れている。

　ワールドシリーズ敗退から一夜明け、自宅のあるロサンゼルスへ出発した。松井は観戦に来ていた家族を連れ、午後３時過ぎにデンバー空港にやってきた。「興奮してたんですかね。目がさえてて、寝たのは午前４時でしたよ」４連敗でシーズンを終えたが、表情は穏やか。「充実していたので、疲れもこれまでの疲れとは違ってくると思う。まずはゆっくり休みます」とリセットした

亀田興毅と大毅、トレーニング再開は12月から

亀田興毅、大毅の所属する協栄ジムは３１日、両選手が１２月からトレーニングを開始することを発表した。
　
　金平桂一郎会長と興毅が話し合った結果、自主トレーニングで心身をリフレッシュさせることが最優先との結論に達し、三男・和毅の応援を兼ねて１１月２日に単身メキシコへ出発することが決まった。
　また、精神的に衰弱状態にある大毅に関しては、時間をかけて十分に休息する必要があるとの考えで、心身共に回復した段階で再び謝罪会見を行い活動を再開するとのことだ

ダスキン、ミスタードーナツで期限切れ材料使用が判明

ダスキン<4665.T>は３１日、同社傘下のミスタードーナツで賞味期限切れ材料を使用した商品を販売したことが判明したと発表した。２００７年６月６日から季節商品として販売した「フルーティミルク」３商品のうち、「ストロベリー」と「メロン」について賞味期限切れのシロップを使用したことが分かったという。
　これまで全国１２８０店舗のうち、１８１店で１０７５杯を販売したが、３１日から３商品全てを販売中止にした。
　ダスキンでは人体への健康被害はないことを原材料製造元と確認したとしている